GitHub Copilotは、OpenAIとGitHubが共同で開発したAIによるプログラミング支援機能です。利用料金は有料ですが、その分ChatGPTなどよりもコードに特化した支援ツールです。機械学習を用いて大量のオープンソースコードを学習しており、開発者のコードに応じてAIがコードを提案してくれる機能で、日本語でも使用可能となっています。

公式サイトよりGitHub Copilotの紹介動画です。

GitHub Copilot公式サイトへ飛びます。

GitHub Copilotの機能について

  • コード補完:部分的なコードを書くと、AIが残りのコードを提案してくれます。
  • コード生成:コメントやドキュメントからコードを自動生成します。
  • コード解説:コードの説明コメントを自動的に追加してくれます。
  • バグ修正:コードのバグを検知し、修正案を提示してくれます。
  • 多言語対応:Python、JavaScript、TypeScript、Ruby、Go、PHPなど多くの言語に対応しています。

動作環境

GitHub Copilotは以下の環境で利用可能です。

  • Visual Studio
  • Visual Studio Code
  • Neovim
  • JetBrains IDE

料金プラン

無料で1カ月間のフリートライアルでお試しすることが可能ですが、30日後に自動で有料プランに変更されるので注意が必要です。

学生や教員の方は、「GitHub Global Campus」に申し込めば無料で利用できるようになります。

料金プランの違いにつきましては以下のようになります。

  • 個人向けプラン:GitHub Copilot Individual (10ドル/月)約1,570円/月
  • ビジネス向けプラン:GitHub Copilot Business (19ドル/月)約2,980円/月
  • 法人向けプラン:copilot_Enterprise (39ドル/月) 約6,130円/月

※6月10日 6:07 UTC時点のレート

GitHub Copilot BusinessEnterpriseは、企業や団体での利用を想定したプランで、GitHubアカウントのOrganizationやEnterpriseアカウントでのみ適用できます。特徴としては、テレメトリがGitHubへ送信される事が無いので個人向けプランより安全に利用することができます。

公式サイトより料金比較表

GitHub Copilotのおすすめの活用方法

GitHub Copilotは文字通り副操縦士として、コードを書いている時に予測変換で次のコードを提示してくれるので、コーディングにかかる時間を大幅に短縮できます。また、日本語のテキストで指示した内容からコードを生成してくれる機能もあるので、コードの叩き台として使う方法もおすすめです。

特に初学者が自分でコードを書くことが困難な場合でも、AIが提案したコードを参考にする事で目的のプログラムを完成させる事が容易になります。ただし全てが正しいコードではないため、あくまで参考程度に留めておく必要があります。また、経験者でも提案されたコードから新しい書き方や別解釈の書き方を発見できる事もあります。

実際に利用してみました

Visual Studio CodeではCtrl+IでGitHub Copilotに指示ができます。

簡単なプログラムを生成してみました。
緑の部分が生成した部分で、提案に同意するとコードが入力されます。

このように自動でコメントアウトも書いてくれるので、コードのどの部分でどういった動きをしているのかが把握しやすく、後々改変する場合や学習にも便利です。その他にも自分で書いたコードのエラー修正や、リファクタリングにも活用できます。

まとめ

GitHub Copilotは、AIの力を借りて開発者のプログラミングを支援するツールです。コード補完、自動生成、バグ修正など、上手に利用することで開発効率向上が期待できます。しかし、まだまだ発展途上の分野なので、AIにすべて頼るのではなく、足りない部分を人間が補完してあげる必要があることには留意してください。

また、GitHub Copilotの他にもAIによる開発支援ツールは様々なものがリリースされています。下記の記事では画像生成AIや動画生成AIについても解説しています。アプリケーションの開発でも、画像生成AIを使ってUIデザインを自動生成したり、動画生成AIを使ってユーザーガイドやチュートリアル動画を自動作成をする事に利用することも考えられます。AIを活用した開発支援ツールを上手に取り入れて日々の開発に役立てて下さい!