【最新版】オススメのローコードツール10選|エンジニアが厳選

ローコードツールとは、ソースコードをほとんど書かずにアプリやWEBサイトを開発できるツールです。

ソースコードを使用できるため、ノーコードツールのようにツールによる制限を受けることが少なく、より柔軟な開発ができることが特徴です。

プログラミングに不安がある方でもChat GPTを用いることで、誰でも簡単にソースコードを書くことができます。そのため、初心者でもローコードツールを活用して、比較的簡単に開発を進められます。
※ソースコード:コンピュータに命令を与える文字列のこと(コードとも呼ばれる)

本記事では、おすすめのローコードツールを16個ご紹介していきます。

目次

【アプリ開発】オススメのローコードツール

*無料版あり

概要料金 / 月
FlutterFlow・複雑なアプリを作れる・大きなデータ容量・分析しやすい・習得難易度が高い*30~
Outsystems・大人数での開発に向いている・レスポンシブ対応している・無料トライアルで全機能使える要問い合わせ
Magic xpa Application・メンテナンス性に優れる・環境変化に柔軟に対応できる要問い合わせ

FlutterFlow

出典:FlutterFlow公式HP https://flutterflow.io/

FlutterFlowは海外で今とても注目されているツールです。また、Google FirebaseやSupabaseと連携することで、大きなデータ容量を実現しています。Googleが出しているFlutterという言語でコーディングをすることで、より自由にアプリを開発することができます。

→FlutterFlow 公式サイトはこちら

日本初のFlutterFlowコミュニティ https://flutterflow-cafe.com/

Outsystems

出典:Outsystems公式HP https://www.outsystems.com/ja-jp/

OutsystemsはWEBアプリとモバイルアプリの両方を同時に開発できるローコード開発プラットフォームです。最大100ユーザーまで登録できるので、大人数での開発に向いています。無料版で全機能を体験することができるので、まずは無料版から始めてみることをオススメします。

→Outsystems 公式サイトはこちら

Magic xpa Application Platform

出典:Magic xpa Application Platform公式HP https://www.magicsoftware.com/ja/

Magic xpa Application Platformはメンテナンス性に優れたローコード開発ツールです。

法令改正やビジネス環境の変化に素早く対応することができます。そのため、一度開発したシステムを長く使うことができます。

→Magic xpa Application Platform 公式サイトはこちら

【WEBサイト】オススメのローコードツール

*無料版あり

概要料金 / 月
Wix・プラグインで自由にカスタマイズ可能・HTML、CSSの知識不要・AIで大枠を作れる*980~
Squarespace・テンプレートが豊富・デザイン性に優れている・レスポンシブデザイン*16$~

Wix

出典:Wix公式HP https://ja.wix.com/

WixはHTMLやCSSの知識が無くてもWEBサイトの構築が簡単にできるツールです。有料プランではSEOや豊富なプラグインなどを用いて、自由にWEBサイトを制作できます。

また、Wix ADIを用いれば、AIが自動でWEBサイトを制作してくれるので、作業としては気になるところを手直しするだけになります。

→Wix 公式サイトはこちら

Squarespace

出典:Squarespace公式HP https://www.squarespace.com/

Squarespaceは高品質なテンプレートを利用できるローコードツールです。Squarespaceでは様々なデザインのテンプレートが利用でき、レスポンシブ対応もしています。そのため、コンテンツを追加するだけで美しいデザインのWEBサイトを制作することができます。

→Squarespace 公式サイトはこちら

【業務効率化】オススメのローコードツール

*無料版あり

概要料金 / 月
Salesforce Lightning Platform・CRM向けのアプリ開発ツール・データベースとの連携が簡単3000円~
kintone・無料で100種類以上の業務アプリを利用できる・アプリのデータを一括管理できる*780円~
楽々 framework3・初心者でも開発可能・豊富なサンプルアプリ・手厚いサポート要問い合わせ
AppSuite・組織内の業務アプリ開発ツール・豊富なサンプルアプリ・手厚いサポート400円~
intra-mart・BtoB向けのアプリ開発ツール・多言語対応・複数のデータベースとの連携が簡単要問い合わせ

※CRM:顧客契約管理

Salesforce Lightning Platform

出典:Salesforce公式HP https://www.salesforce.com/jp/?ir=1

Salesforce Lightning Platformは顧客管理に特化したローコードツールです。Salesforce Lightning Platformでは、リード管理やオポチュニティ管理、カスタマーサポートなどの機能を持つアプリを簡単に開発することができます。顧客データを管理するアプリを制作するツールなので、データベースと連携がしやすいのも特徴です。

→Salesforce 公式サイトはこちら

kintone

出典:kintone公式HP https://kintone.cybozu.co.jp/

kintoneは業務向けアプリ開発に特化した開発プラットフォームです。サンプルアプリが100種類以上あり、医療や金融、製造業などあらゆる業種に対応しています。

また、業種によってアプリのカスタマイズが用意されているため、すぐに業務アプリを運用することができます。アプリのデータを一括管理できるので、社内情報の検索や、データ分析にも役立ちます。

→kintone 公式サイトはこちら

楽々 framework3

出典:住友電工情報システム公式HP https://www.sei-info.co.jp/framework/

楽々Framework3はシステム開発初心者でも簡単に使えるローコードツールです。サンプルアプリをカスタマイズして、アプリを開発することも可能です。サポートサイトによる問合せ対応や有償での講習会など、サポート体制が充実しているのも魅力です。

→楽々Framwork3 公式サイトはこちら

AppSuite

出典:desknet’s NEO公式HP https://www.desknets.com/

AppSuiteは社内コミュニケーションアプリの開発に優れたローコードツールです。サンプルアプリをカスタマイズすることで、業務アプリを簡単に制作できます。サポート体制も充実しているので、初心者でも安心して利用できます。

→AppSuite 公式サイトはこちら

intra-mart

出典:intra-mart公式HP https://www.intra-mart.jp/

intra-martはBtoB企業に適したアプリの開発に特化したローコードツールです。取引先との連携を円滑にするためのアプリを簡単に開発することができます。

また、多言語対応しているため、取引先が海外の企業でも利用することができます。

複数のデータベースと連携しやすいのも魅力です。

→intra-mart 公式サイトはこちら

ローコードツールの選び方

あなたの目的に合ったツールか

アプリやWEBサイトを制作する時にローコードツールを使用すれば、複雑なものでも作ることができます。しかし、目的に合っていないツールを使ってしまうと、沢山のコーディングが必要となり、作業量が増えてしまいます。

そのため、何の開発に適したツールなのかを把握した上で、ツールを選ぶことが大切です。

学びやすい環境があるか

ローコードツールはノーコードツールに比べると複雑なものが多いです。

そのため、公式ドキュメントやYouTubeでの解説など、学びを手助けしてくれる環境が整っていることも大切になります。

ローコードのメリット

開発スピードが速い

コーディングで開発したら半年かかるようなものでも、ローコードでは1週間でリリースできる場合もあります。
企業にとって、開発が早いと事業が進めやすくなります。

開発費用が安い

ローコードでアプリやWEBサイトを開発することで、開発費用を抑えることができます。コーディングでは数千万円かかるようなものでも、ローコードでは数十万〜数百万円で開発できる場合があります。

開発の自由度が高い

ローコードツールはコーディングも可能なため、ノーコードツールでの開発に比べて拡張性が高く、複雑なアプリやWEBサイトも作ることができます。フルスクラッチの開発に比べると自由度は劣りますが、ツールを上手く選び、APIなども組み合わせれば、フルスクラッチとも遜色のないものが作れるでしょう。

ローコードのデメリット

コーディングの知識が必要になる場合がある

使用するツールに備わっていない機能を追加する際には、コーディングの知識が必要となります。
また、そのツール特有のカスタマイズ機能や開発機能を習得する必要があり、学習コストもかかります。

一方、ゼロからフルスクラッチで開発する工数と比較すると、コーディングが必要なパーツは格段に少なくなるでしょう。

まとめ

ローコードツールは拡張性が高くコーディングを利用して、かなり複雑なアプリやWEBサイトを制作することができます。

最近ではChat GPTの登場によりコーディングの知識が不要になってきています。
そのため、コーディングの知識がなくても複雑なシステムを開発できるローコードツールはとても魅力的なツールです。

しかしローコードツールはノーコードツールと比べて複雑なものが多く、初心者がいきなりアプリやWEBサイトを作るのは難しいと言うのも現状です。
この場合は、ノーコードで開発する企業へ委託するのも良いと思います。

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