【保存版】ノーコードで起業は可能?事例4選で解説!
「起業したいけど、プログラミングができない、、、」
と悩んでいる方にお伝えしたいのが、ノーコードでも起業可能だということです。
ノーコード 起業とは、プログラミングスキルがなくても、ノーコードツールを使用してWebアプリケーションやモバイルアプリケーションを作成し、起業することを指します。
最近、ノーコード起業が注目を集めており、多くの人が自分のアイデアを実現するためにノーコードを選択しています。
本記事ではノーコードツールを6つピックアップして紹介するとともに、ノーコードで起業した事例を4つ解説します。
記事の後半ではメリット・デメリットについても言及するので、起業を考えている方はぜひ最後まで読んでみてください。
ノーコードとは?どのような種類がある?
一口にノーコードと言っても、100以上の種類があります。
ここでは代表的なノーコードツールを6つピックアップし、その特徴や制作できるアプリ、価格について簡単に解説します。
Bubble
Bubbleは、ビジュアルプログラミングツールで、コードを書くことなくWebアプリケーションを作成することができます。データベース、ユーザーアカウント、ログイン機能などを組み込むことができます。Bubbleは、スタートアップから大企業まで、幅広く利用されています。
例えば、Bubbleを使用してオンライン予約システムを作成することができます。ホテルやレストラン、ヘアサロンなどの予約を、Web上で簡単に行うことができます。
Bubbleの価格は、フリープランからスタートし、1ヶ月あたり最大750ドルまでのプランがあります。ただし、基本的な機能を利用する場合は、無料のプランでも十分に使えます。
公式サイト:https://bubble.io/
Adalo
Adaloは、ノーコードモバイルアプリケーション開発プラットフォームです。ビジュアルエディタを使用して、データベース、ユーザーアカウント、通知などの機能を作成することができます。iOSとAndroidの両方で動作するアプリを作成することができます。
例えば、Adaloを使用してフィットネスアプリを作成することができます。トレーニングプラン、栄養計画、トレーニングログなど、様々な機能を備えたアプリを作成することができます。
Adaloの価格は、フリープランからスタートし、1ヶ月あたり最大200ドルまでのプランがあります。ただし、基本的な機能を利用する場合は、無料のプランでも十分に使えます。
公式サイト:https://www.adalo.com/
FlutterFlow
FlutterFlowは、ノーコードアプリ開発ツールで、Flutterを使用して作成されています。Webアプリケーションやモバイルアプリケーションを作成することができます。ビジュアルエディタを使用して、データベース、API、認証などの機能を作成することができます。
例えば、FlutterFlowを使用してメディアアプリを作成することができます。ニュース記事や動画、音楽などのコンテンツを提供し、ユーザーが好きなコンテンツを楽しめるアプリを作成することができます。
FlutterFlowの価格は、フリープランからスタートし、1ヶ月あたり最大500ドルまでのプランがあります。ただし、基本的な機能を利用する場合は、無料のプランでも十分に使えます。
公式サイト:https://flutterflow.io/
Webflow
Webflowは、ノーコードWebデザインツールで、ビジュアルエディタを使用してWebサイトを作成することができます。Webflowは、コーディングの知識がなくても、Webサイトを作成することができます。
例えば、Webflowを使用して、オンラインショップを作成することができます。商品ページ、ショッピングカート、決済機能などを備えたオンラインショップを簡単に作成することができます。
Webflowの価格は、フリープランからスタートし、1ヶ月あたり最大45ドルまでのプランがあります。ただし、基本的な機能を利用する場合は、無料のプランでも十分に使えます。
公式サイト:https://webflow.com/
STUDIO
STUDIOは、デザインとコードを組み合わせたノーコードWeb開発ツールです。デザインエディタを使用して、Webサイトを作成することができます。STUDIOは、高度な機能を備えたノーコードツールで、Webサイトの作成に必要な機能をすべて備えています。
例えば、STUDIOを使用して、ブログサイトを作成することができます。記事ページ、カテゴリページ、アーカイブページなどを作成することができます。
STUDIOの価格は、フリープランからスタートし、1ヶ月あたり最大120ドルまでのプランがあります。ただし、基本的な機能を利用する場合は、無料のプランでも十分に使えます。
公式サイト:https://studio.design/
Shopify
Shopifyは、ノーコードeコマースプラットフォームで、ビジュアルエディタを使用して、オンラインショップを作成することができます。オンラインストアの機能、決済機能、送料計算などを備えたショップを簡単に作成することができます。
例えば、Shopifyを使用して、オンライン食料品店を作成することができます。商品ページ、ショッピングカート、決済機能、送料計算などを備えたオンラインストアを簡単に作成できます。
Shopifyの価格は、フリープランからスタートし、1ヶ月あたり最大299ドルまでのプランがあります。ただし、基本的な機能を利用する場合は、無料のプランでも十分に使えます。
公式サイト:https://www.shopify.jp/
ノーコードで起業した事例4選
ノーコードを使用して起業した事例を紹介します。これらの企業は、プログラミングスキルがない人たちがノーコードツールを使用して起業し、成功を収めた例です。
リモートワーク支援プラットフォーム「リモートHQ」
リモートHQは、ノーコードツールを使用して、オンラインツールを提供するリモートワーク支援プラットフォームです。マネジメント、タイムトラッキング、コミュニケーション、報告書作成など、リモートワークに必要な機能を提供しています。
リモートHQは、ビジュアルプログラミングツールを使用して開発され、データベース、ユーザーアカウント、通知機能などが組み込まれています。
現在、リモートHQには、約3,000人の登録ユーザーがおり、主にスタートアップや中小企業を対象としています。
2023年2月には、リモートHQはシリーズAラウンドで約2,300万ドルの資金調達を実施しました。
Beelango
Beelangoは、言語学習アプリを提供するスタートアップ企業で、ノーコードツールである「Bubble」を使用して開発されました。このアプリは、自己学習型のオンライン英会話アプリです。
Beelangoのアプリには、リスニング、スピーキング、読解、文法、発音、語彙などの機能があります。ユーザーは、自分のレベルに合わせたカリキュラムを選択し、自己学習を進めることができます。
Beelangoは、2020年に150万ドルの資金調達に成功し、有望なスタートアップ企業として注目されています。この資金調達により、アプリの改善や機能追加、市場拡大などの取り組みが進められています。
Beelangoのアプリは、無料で提供されていますが、有料会員登録をすることで、より充実したコンテンツを利用することができます。有料プランは、月額9.99ドルで、ユーザーは、レッスンの追加や録音機能の利用、レッスンのダウンロードなどの機能を利用することができます。
ブラリノ
ブラリノは、結婚式の準備をお手伝いするサービスです。
主に、ドレスやタキシードのレンタル、写真・ムービーの撮影、引き出物や招待状などのアイテムの手配などを行っています。
ブラリノでは、このような準備をオンライン上で行えるようにしており、会員登録をすることで全機能無料で利用できます。
Plato
Platoは、人材育成とオンライン学習に特化したプラットフォームです。
Platoは、2020年にSeedラウンドで1,200万ドルを調達しました 。
Platoは、リアルタイムでのフィードバックや、従業員のスキルを測定するための評価ツールなど、多くの機能を備えています。
企業にとって、Platoは、従業員のスキルアップに必要なツールであり、急速に拡大しています。
ノーコードで起業するメリット
時間と費用を節約できる
ノーコードツールを使ってアプリやウェブサイトを作る場合、プログラミングをする必要がなくなります。
そのため、プログラミングのスキルがない人でも、比較的短い期間で開発を進めることができます。自身で開発すれば、起業初期のコストカットにもつながるでしょう。
機能やデザインのカスタマイズがしやすい
ノーコードツールは、ユーザーが設定した条件に従って自動的にコードを生成するため、アプリやウェブサイトの機能やデザインのカスタマイズがしやすくなっています。
そのため、自分たちのビジネスに必要な機能やデザインを自由自在に組み込むことができます。
PMFしやすく、資金調達にも向いている
早期のリリースがしやすく、多くのユーザーに製品を届けることができるため、競合他社よりも早く市場に参入し、ユーザーのフィードバックを素早く反映することができます。
結果的にPMF(プロダクトマーケットフィット)へと繋がり、VCをはじめとする投資家からも注目されやすく、資金調達の機会を得やすくなるでしょう。
ノーコードで起業するデメリット
制限があり、カスタマイズ性が低い
ノーコードツールを使ってアプリやウェブサイトを開発する場合、そのツールに搭載されている機能に限定されます。
つまり、ツールが提供する機能の範囲内でしかアプリやウェブサイトを開発することができません。
複雑な機能を実現するためには、ノーコードツールでは対応できない場合があります。たとえば、データ処理や機械学習などの高度な機能を必要とする場合は、プログラミングスキルが必要になる可能性が高いです。
セキュリティリスク
ノーコードツールを使用する場合、ツール提供元が提供するセキュリティ機能に依存することになります。
そのため、ツール提供元が提供するセキュリティに問題があった場合、開発したアプリケーションにもセキュリティリスクが生じるかもしれません。
また、ノーコードツールを使用する場合、開発者が直接コードを記述することがないため、セキュリティに関するコーディングの不備が生じる可能性があります。
例えば、データの暗号化やアクセス権限の設定が不適切だった場合、悪意のある第三者によって情報漏洩や不正アクセスが発生するリスクなどが挙げられます。
最後に
ノーコードツールを使用して起業することは、プログラミングスキルがない人たちにとって、大きなメリットがあります。
ノーコードツールを使用することで、時間と費用を節約し、簡単にアイデアを実現しましょう!